サムスン電子、携帯端末向け半導体を発表-スマホ競争に拍車

世界2位の半導体メーカー、韓国の サムスン電子はスマートフォン(多機能携帯電話=スマホ)向けに新た に開発した半導体を発表した。成長が続くスマホ市場でのシェア拡大に 挑む。

システムLSI部門のスティーブン・ウー社長が米ラスベガスで開 催中の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー (CES)」でのインタビューで明らかにした。

エヌビディアやクアルコム、インテルなどサムスンと競合する半 導体メーカーも今週、携帯端末の性能を高める半導体の新製品を発表し ている。ウー社長によれば、プロセッサーとメモリーチップ、スクリー ンなどフルレンジで部品をそろえて携帯端末メーカーから受注を獲得す ることで、サムスンは米アップルの部品供給元として築いた地位の強化 を図る。

ウー社長は「この業界でロジックとメモリー、ディスプレーを備え るのはサムスンだけだ」と述べた上で、新たなモバイル半導体「エクシ ノス5 オクタ」は前シリーズの成功を引き継ぐとの見通しを示した。 前シリーズは米グーグルのノート型パソコン「クロームブック」に搭載 されるなど、5300万台の端末に採用されたという。取引先との関係の詳 細については言及しなかった。

市場調査会社ストラテジー・アナリティクスによると、昨年7-9 月(第3四半期)のアプリケーションプロセッサー市場の売上高シェア ではクアルコムが42%で首位。サムスンは27%で2位だった。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト5人を対象に実施した調査 では、サムスンの半導体部門は昨年10-12月(第4四半期)の営業利益 が1兆5200億ウォン(約1250億円)と、前年同期の2兆3100億ウォンか ら減少したもよう。

原題:Samsung Debuts New Phone Chip as Mobile Processor Race Heats Up(抜粋)

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