欧州株:下落、ECBは金利維持-リシュモンやサノフィ安い

10日の欧州株式相場は下落。1年10 カ月ぶり高値を付ける場面もあったが、上昇は続かなかった。欧州中央 銀行(ECB)はこの日、政策金利を過去最低に据え置いた。

スイスの高級品メーカーのフィナンシエール・リシュモンは2.1% 安。米同業ティファニーが通期収益について、同社予想レンジの下限に とどまるとの見通しを示し、売り材料となった。フランスの製薬会社サ ノフィは0.7%下落。同社製を含む一部医薬品の推奨投与量を米当局が 引き下げた。一方、フィンランドの携帯電話メーカー、ノキアは11%の 大幅高。第4四半期の携帯電話事業の利益率が自社予想を上回った。

ストックス欧州600指数は前日比0.3%安の287.44で終了。米財政合 意を背景に、同指数は先週3.3%急伸した。

CMCマーケッツ(ロンドン)の市場アナリスト、マイケル・ヒュ ーソン氏は「金利動向に関してECBはこれまでよりも少し、緩和的で はなくなった」と発言。高値で投資家が神経質になる中では「ちょっと した売りを引き起こすのに材料はそれほど必要ない」とも語った。

ECBはこの日のフランクフルトでの会合で、政策金利を0.75%に 維持した。ブルームバーグがエコノミスト55人を対象に実施した調査 で50人が予想した通りだった。

この日の西欧市場では18カ国中10カ国で主要株価指数が上昇した。 英FTSE100指数はほぼ変わらず。フランスのCAC40指数は0.4%、 ドイツのDAX指数は0.2%それぞれ下げた。

原題:European Stocks Decline From 22 Month-High; Richemont Retreats(抜粋)

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