ブラジル株:4日ぶり反発-サンパウロなど公益事業株高い

9日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が4営業日ぶりに反発。サンパウロ電力を中心に公益事 業株が買われた。ブラジル政府がエネルギー供給制限を検討していると の報道に投資家が過剰反応したとの見方が優勢となった。

サンパウロ電力が6.7%高と、指数の上げをけん引。ブラジル中央 電力は4.3%上昇。前日は水力発電用ダムの水位低下で政府が電力供給 の制限を余儀なくされるとの懸念が広がり、6週間ぶりの大幅下落とな った。ロジャス・アメリカナスが値上がりするなど、小売株も高い。経 済指標で国内インフレ率が市場予想以上に鈍化したことが示された。

ボベスパ指数は前日比0.7%高の61578.58で終了。指数構成銘柄の うち上昇は50銘柄、下落は19銘柄。通貨レアルはほぼ変わらずの1ドル =2.0408レアル。

オレン・インベスチメントスのエコノミスト、グスタボ・メンドン サ氏は電話取材に対し、「電力供給制限の可能性は小さく、投資家は昨 日やや過剰反応したのかもしれない」と指摘。「市場はこの問題を注意 深く見守るだろう。エネルギー供給はダム付近の雨量と関係が深く、天 候次第で状況は急速に変化する可能性がある」と述べた。

原題:Bovespa Stock Index Advances as Cesp Leads Power Utility Rebound(抜粋)

--取材協力:Mario Sergio Lima、Gabrielle Coppola.

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