EU大統領:13年にユーロ圏経済が再び成長し始める兆し強まる

欧州連合(EU)のファンロンパイ 大統領は、2012年にリセッション(景気後退)に陥ったユーロ圏経済が 今年は再び成長し始める可能性が高いとの見方を示した。

同大統領は9日にダブリンで講演し、「13年はユーロ圏のリセッシ ョン終了の年となる公算が大きいことを示す兆しが増加している。だ が、失業率は域内全体で容認し難いほど高い」と指摘。「成長は戻るも のの、雇用への影響が認識され始めるまでには時間がかかろう」と述べ た。

欧州委員会が8日発表した12月のユーロ圏景況感指数は5カ月ぶり の高水準となり、ユーロは対ドルで過去2カ月に2.7%上昇。一方で失 業率は過去最悪の11.8%の水準にある。ブルームバーグのエコノミスト 調査によれば、ユーロ圏経済は昨年10-12月(第4四半期)に3四半期 連続で縮小したと予測されている。

ファンロンパイ大統領は昨年は「危機の転換点となった。ユーロ圏 はもはや『存亡の危機』状態にはない」との認識も示し、「最も暗い見 通しはゆっくりと薄れつつあり、通貨同盟の整合性についてメディアや 市場から疑問が投げ掛けられることはなくなった」と続けた。

原題:Van Rompuy Sees Increasing Signs EU Will Resume Growth in 2013(抜粋)

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