欧州株:上昇、2011年2月以来の高値-米企業決算を楽観

9日の欧州株式相場は2011年2月以 来の高値を付けた。決算シーズンが始まった米国で、米アルミ生産最大 手アルコアの売上高が市場予想を上回ったことが好感された。

イタリアの電話会社、テレコム・イタリアを中心に通信銘柄が高 い。携帯電話事業者が欧州域内でのインフラ共有を協議したと伝えられ たことが買い材料。英アビバが保有株を売却したオランダの保険会社デ ルタ・ロイドは6.6%上昇。鉄鋼のアルセロール・ミタルは2.5%安。債 務圧縮のため、株式と強制転換社債を発行し約35億ドルを調達する計画 を発表した。

ストックス欧州600指数は前日比0.7%高の288.22で引けた。これは 終値ベースでは11年2月18日以来の高値。

クロスブリッジ・キャピタルの投資責任者マニシュ・シン氏(ロン ドン在勤)は「アルコア決算は好調で、特に売上高や業績見通しのほ か、中国需要が持ち直しつつあるとの指摘も良かった」と述べ、「米企 業決算は恐らく予想を上回るだろう。これが欧州株への追い風となる」 と語った。

この日の西欧市場では18カ国中16カ国で主要株価指数が上昇した。

英国株も上昇し、指標のFSTE100指数は0.7%高の6098.65で終 了。終値としては08年5月22日以来の高値を付けた。年初来では3.4% 上げている。

原題:Europe Stocks Advance to 22-Month High on U.S. Earnings Optimism(抜粋) 原題:U.K.’s FTSE 100 Climbs to Highest Since 2008; Vodafone Rallies (抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE