パナソニック、赤字脱却に向け一部事業の閉鎖も-津賀社長

パナソニックの津賀一宏社長は、同 社が2年連続の通期赤字に向かっていることから、一部事業の閉鎖につ いて協議していることを明らかにした。

同社長は8日遅く、米ラスベガスで開催されている家電見本市「コ ンシュマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」の会場で記者団に 対し、部門閉鎖は「最悪」のシナリオだと語った上で、部門が売却もし くは再編、閉鎖となろうがなるまいが、雇用を守るよう取り組むと説明 した。どの事業が閉鎖される可能性があるかについては明らかにしなか った。

大和証券の綾田純也アナリストは9日の電話インタビューで、赤字 から脱却するためパナソニックはプラズマテレビや携帯電話といった不 採算事業を抜本的に改革する必要があると指摘。市場は津賀社長が大胆 かつ説得力ある計画を打ち出すことを期待しているとした上で、パナソ ニック復活をどのようにして成し遂げるのか具体策を示す必要があると 話した。

津賀社長によれば、部門閉鎖をめぐる協議は3月末までに公表する 中期計画に絡んだ作業の一環。直ちに部門を閉鎖する計画はないとい う。閉鎖を回避したいとする同社長は、半導体事業などを含む部門につ いて、提携相手を見つけるか合弁を設立する可能性があるとしている。

原題:Panasonic CEO Says May Close Businesses in Bid to End Losses (2)(抜粋)

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