東工取:2012年の取引高、前年比20%減少-ピーク時の3割に

国内先物取引高の9割を占める東京 工業品取引所は9日、2012年の通期取引高が2547万9111枚と前年比 で19.5%減少した、と発表した。欧州債務問題に端を発した世界経済の 鈍化に対する懸念などから昨年4月以降、リスク回避の傾向が続き取引 を手控える動きが出たことが影響した。

日本商品清算機構(JCCH)によると、東工取の年間取引高は03 年に過去最高の8725万枚強に達した後、減少傾向が続きピーク時の3割 に落ち込んだ。

05年に7カ所あった国内商品先物市場は東工取、東京穀物商品取引 所、関西商品取引所の3カ所に減少。売買高の低迷に苦しむ東穀取は今 年2月12日にトウモロコシや大豆、コメなどの農産物市場を東工取に移 管し、同月末をめどに解散する方針。東工取は同月12日付で「東京商品 取引所」に改名する。

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