中国:銀行融資の比率、昨年は過去最低か-信用リスク増大

中国での資本調達における銀行融資 の比率は昨年、過去最低に落ち込んだもようだ。銀行融資以外の代替調 達手段の伸びが浮き彫りになった形で、信用リスクの高まりが警戒され ている。

昨年12月の人民元建て新規融資は、ブルームバーグ・ニュースがま とめたアナリスト37人の予想中央値で前年同月比14%減少の見通し。同 統計は15日までに発表される予定。UBSの推計によると、2012年の中 国経済全体のファイナンス規模における銀行融資のシェアは55%にとど まり、02年にさかのぼるデータで最低となった。

借り手や投資家がより規制が緩くリターンの大きいシャドーバンキ ング(影の銀行)商品に目を向けていることで、当局が公表する融資デ ータは中国の債務規模を捕捉するには十分でなくなりつつある。中国人 民銀行(中央銀行)は経済全体のファイナンス規模により重点を置きつ つあり、国際通貨基金(IMF)は銀行以外の与信が「金融安定への新 たな課題」となっていると指摘した。

方正証券のアナリスト、石磊氏は「13年の中国経済は、中国当局が 銀行以外のファイナンスをどれだけ重大に扱うかに大きく影響される」 とし、それに干渉しなければ景気にプラスだが、取り締まれば「成長に 打撃になろう」と述べた。

原題:China Loan Share Seen at Record Low as Data Show Financing Risks(抜粋)

--取材協力:Cynthia Li.

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