ギリシャ経済は底入れの可能性-ノルデア銀フォン・ゲリッヒ氏

ギリシャでは債券利回りが低下し、 株価が急上昇しており、経済指標はリセッション(景気後退)が底入れ した可能性を示唆している。ノルデア銀行の主席債券アナリスト、ヤ ン・フォン・ゲリッヒ氏(ヘルシンキ在勤)が指摘した。

フォン・ゲリッヒ氏は8日の顧客向けリポートで、「ギリシャはト ンネルの先に少し光が見えてきた」と指摘。「一部の経済指標は、ギリ シャ経済が最悪期を過ぎたことを示し始めている」と分析した。

ギリシャの2023年償還債の利回りは7月の28%から11.2%に低下 し、同年限のドイツ国債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)も縮 小。アテネ総合指数は過去6カ月で54%上昇した。

フォン・ゲリッヒ氏は「このような動きが続く可能性は非常に高 い」とした上で、「顕著な後退も見込まれる」と分析した。

ギリシャの「経済改革の道のりは長いが、不可能な課題ではない」 と指摘。「忍耐と決意が十分にあれば、ギリシャ経済には間もなく、少 なくとも多少は改善が見られるだろう」と分析した。

原題:Greek Economy May Have Reached Trough, Nordea’s von Gerich Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE