豪州:11月の小売売上高、予想外の減少-家庭用品落ち込む

オーストラリアの昨年11月の小売売 上高は市場予想に反し、4カ月ぶりの減少となった。豪国内の雇用見通 しが軟化する中で、消費者の家庭用品や衣料品への支出が減少した。

豪統計局が9日発表した11月の小売売上高は前月比0.1%減の215億 豪ドル(約1兆9700億円)。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコ ノミスト15人の予想中央値では0.3%増が見込まれていた。減少の予想 は皆無だった。

シティグループのシニアエコノミスト、ジョシュア・ウィリアムソ ン氏(シドニー在勤)は「オーストラリア準備銀行(中央銀行)の利下 げ効果が家計部門に波及していないことを意味しており、懸念材料だ」 と指摘。「世界の状況は改善しているにもかかわらず、豪中銀にはまだ すべき仕事が若干残されていることを示唆している」と述べた。

11月の小売売上高の内訳は家庭用品が0.9%減少し、衣料品・靴へ の支出も0.6%減った。食料品は変わらず。生花店など他の小売店では 1%増加した。

原題:Australia Retail Sales Unexpectedly Fall on Weak Household Goods(抜粋)

--取材協力:Daniel Petrie.

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