ブラジル株:6週間ぶり大幅安-ブラジル中央など電力株に売り

8日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が6週間ぶりの大幅な下落。水力発電用ダムの水位低下 でブラジルが電力供給を制限するとの懸念が高まり、電力株が売られ た。

ブラジル中央電力は9.4%安と、指数の構成銘柄で最悪のパフォー マンスとなった。政府がエネルギー供給制限のリスクを検討している と、同国紙エスタド・ジ・サンパウロが匿名の当局者の話を基に報じ た。鉄鉱石生産会社のMMXミネラサン・エ・メタリコスは3.6%、化 粧品メーカーのナトゥラ・コスメチコスは4.7%それぞれ値下がり。両 社はそれぞれブラジル税務当局から課税請求を受けたことを明らかにし た。

ボベスパ指数は前日比1.3%安の61127.84で終了。今月3日からの 下落率は3.5%となった。指数構成銘柄のうち下落は45銘柄、上昇は20 銘柄。通貨レアルは0.7%安の1ドル=2.0415レアル。

コンサルタント会社エンピリクス・リサーチのアナリスト、ロベル ト・アルテニョフェン氏は電話インタビューで、「今の時点で電力供給 の制限のリスクは排除できない」と指摘。「天候の状況など、非常に予 想が難しい要因によって決まる」と語った。

原題:Brazilian Stocks Drop as Eletrobras Leads Power Utilities Lower(抜粋)

--取材協力:Arnaldo Galvao、Mario Sergio Lima、Gabrielle Coppola.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE