ユーロ圏:11月失業率、過去最悪の11.8%-債務危機と緊縮で

ユーロ圏の昨年11月の失業率は前月 から上昇し、統計開始以来の最高を更新した。債務危機と財政引き締め 強化が域内景気の落ち込みを深刻化させている。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)の8日の発表による と、11月の失業率は11.8%。10月の11.7%を上回り、1995年の統計開始 以来で最悪となった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミス ト27人の予想中央値も11.8%だった。

ベルリン州立銀行のエコノミスト、ウウェ・デュルコップ氏は「南 欧では需要が非常に弱いため、雇用市場に根本的な状況改善は全く見ら れない」と述べ、「今年下期に雇用がやや安定し、失業者の増加傾向が 止まるのを期待できる可能性はあるかもしれないが、現時点での話では ない」と続けた。

発表によると、ユーロ圏の失業者数は1880万人と、10月から11 万3000人増えた。スペインの失業率は26.6%で、域内で最も高い。ドイ ツは5.4%、フランスは10.5%。オーストリアは最も低い4.5%となって いる。

原題:Euro-Area Unemployment Rate Rises to Record 11.8% Amid Recession(抜粋)

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