中国株(終了):5日ぶり反落、相場過熱を警戒-不動産安い

中国株式相場は下落。上海総合指数 が5営業日ぶりに反落した。バリュエーション(株価評価)が7カ月ぶ りの高水準に達したことで、相場上昇は行き過ぎとの警戒感が広がっ た。

保利房地産集団(600048 CH)と招商局地産(200024 CH)が不動産 株指数の下げを主導。住宅価格上昇が新たな規制につながるとの懸念が 広がった。不動産株指数は昨年の上海市場で最も良好なパフォーマンス だった。中国平安保険(集団、601318 CH)は3.7%値下がり。中国最大 の自動車メーカー、上海汽車集団(SAICモーター、600104 CH)も 下げた。

一方、この1カ月間のCSI300指数の上昇に対してアンダーパフ ォームとなっていたヘルスケアや消費関連銘柄は上昇。製薬会社の康美 薬業(600518 CH)や酒造会社の貴州茅台酒(600519 CH)が買われた。

大衆保険の呉侃ファンドマネジャー(上海在勤)は「株式相場が大 きく上昇したことで利益確定が幾分見られる」と説明。「出遅れ組の巻 き返しに伴いセクターローテーションが若干起きている」とも語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する 上海総合指数は前日比9.29ポイント(0.4%)安の2276.07で終了。騰落 銘柄比率は下落1に対して上昇は約2。上海、深圳両証取のA株に連動 するCSI300指数は0.4%安の2525.33で引けた。

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