加バリックなど産金会社、今年は資産売却進める見通し

カナダのバリック・ゴールドなど世 界の産金会社は今年、資産売却を進める見通しだ。2年間にわたって下 落している株価の回復を目指している。

産金最大手のバリックは既にアフリカン・バリック・ゴールドの株 式の過半数を売却する交渉を進めている。アフリカン・バリックはバリ ック傘下で最も高コストの鉱山を運営する。バリックのジェイミー・ソ カルスキー最高経営責任者(CEO)は他の資産についても見直しを進 めている。ダールマン・ローズによると、産金世界2位の米ニューモン ト・マイニングやカナダのキンロス・ゴールドなども資産を売却する可 能性がある。

産金各社は生産と埋蔵量の拡大を競い、業界全体で過去5年間に買 収や共同事業計410件に697億ドル(約6兆1000億円)を投じている。資 産売却増加の可能性はこの動きが反転することを示唆している。金鉱株 のパフォーマンスは6年連続で金相場を下回っており、バリックなどの 産金会社は成長よりも収益に重点を置いている。

TDセキュリティーズ(トロント)の資産運用者、アリ・レビー氏 は、産金会社は高コストで利益率の低い資産を売却することにより、適 切な決定に向け真剣に取り組んでいることを投資家に示すことができる と指摘した。

原題:Barrick Seen Leading Gold Asset Sales in 2013: Corporate Canada(抜粋)

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