米アルコア:利益回復へ、アルミ高や製錬所閉鎖で-BN調査

米アルミ生産最大手アルコアの2013 年の利益は、3年ぶりの大幅な伸びとなる見通しだ。アルミ価格が回復 しているほか、同社が最も非効率な製錬所を閉鎖したためだ。

アルコアは8日、12年10-12月(第4四半期)決算を発表する。ブ ルームバーグが集計したアナリスト19人の予想平均では、一時項目を除 いた損益は1株当たり6セントの黒字になると予想されている。前年同 期は3セントの赤字だった。13年の1株利益は2倍余り増加の65セント となり、アルミ価格は6.4%上昇すると見込まれている。

スタイフェル・ニコラウスのアナリスト、ポール・マスード氏は、 「同社は正しい方向に進んでいる」と指摘した。

クラウス・クラインフェルト最高経営責任者(CEO)は12年、ア ルミ生産能力の12%を閉鎖し、テネシー州の水力発電所を売却した。同 社はこうした経費削減に加え、商品相場高でムーディーズ・インベスタ ーズ・サービスによるジャンク級への格下げを回避できる可能性があ る。ムーディーズは昨年12月18日、アルコアの格付けを引き下げ方向で 見直すと発表した。

アルコアは8日の通常取引終了後、ダウ工業株30種平均の構成銘柄 で最初に10-12月期決算を発表する。12年に同社株は年間ベースでほぼ 変わらずだったが、ダウ平均は7.3%上昇した。

アルコアの広報担当、リビー・アーチェル氏は決算発表前に業績に ついてコメントすることを控えた。

原題:Alcoa Profit Seen Recovering After Output Cuts as Aluminum Gains(抜粋)

--取材協力:Cecile Vannucci.

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