米アマゾンCEO、利益率よりフリーキャッシュフロー重視

インターネット通販最大手、米アマ ゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は、利 益率を上げるよりもフリーキャッシュフロー(FCF)を通じて投資家 に報いることに重点を置いている。

ベゾスCEOは米誌ハーバード・ビジネス・レビュー(オンライン 版)に3日掲載されたインタビューで、「利益率は当社が最大限に高め ようと目指している対象の一つではない」とした上で、「最大化する必 要があるのは1株当たりFCFの絶対値だ。利益率を下げてそれが達成 できるなら、当社はそうする方針だ」と語った。

アマゾンは、データセンターへの発注で顧客に割安で安全な手段を 提供するため、倉庫のネットワーク改善やクラウドコンピューティング 設備の強化に投資している。2009年に4.6%あった同社の営業利益率は 今年は1.8%になる見通しだが、ベゾスCEOはこうした投資が結果的 にFCFの拡大につながると説明した。11年のFCFは総額20億9000万 ドル(約1830億円)だった。

ブルームバーグが集計したデータによると、アマゾンの今年の1株 当たりFCFは10.68ドルと、昨年の推定6.48ドルから65%増加する見 通し。同CEOは、「われわれは価格を非常に低水準に維持することが 長期的に顧客の信頼を勝ち取り、実際にキャッシュフローの最大化につ ながると信じる」と述べた。

原題:Amazon’s Bezos Says Free Cash Flow Trumps Margins for Investors(抜粋)

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