世界の自動車販売好調でパラジウム不足継続か-価格上昇予想

パラジウム需要が2年連続で供給を 上回るとの見方が広がっている。需要のうち最大の割合を占める自動車 メーカーの販売台数が過去最高水準に達する一方、鉱山生産が滞ってい るためだ。パラジウムは2012年10-12月(第4四半期)に貴金属市場で 最も高い上昇率を示した。

英バークレイズはパラジウム消費が今年、生産を51万1000オンス上 回ると予想。この量は自動車業界の需要の約7週間分に相当する。米モ ルガン・スタンレーは、供給不足が少なくとも17年まで続き14年には年 間の平均価格が過去最高水準に達するとみている。ブルームバーグラン キングで過去2年間に最も的確な予測を示したアナリスト3人による と、パラジウム価格は13年10-12月に1オンス当たり770ドル以上に上 昇し、現行水準を少なくとも15%上回ると予想されている。

パラジウムは01年に付けた過去最高値の1125ドルをなお40%下回っ ている。価格下落により自動車メーカーの購入量は過去5年間に45%急 増。モルガン・スタンレーは、自動車触媒の需要が向こう5年間に過去 最高水準に達すると見込んでいる。ヘッジファンドはパラジウム価格に ついて、少なくとも過去3年間で最も強気な姿勢を示している。

原題:Record Car Sales Extending Shortages in Palladium: Commodities(抜粋)

--取材協力:Nicholas Larkin、Craig Trudell.

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