中国の新聞検閲、全国的に批判広がる-試される習近平体制

中国では一部の著名人らが新聞検閲 に抗議する新聞記者のグループへの支持を表明した。年頭の論説記事へ の検閲は前代未聞だと記者グループは主張している。

広東省広州市では7日、警察が警戒に当たる中、週刊紙「南方週 末」を発行する事務所の周辺には100人余りが夜遅くまで残り、抗議活 動を展開した。テレビで現地の映像が映し出されたほか、匿名を条件に 従業員の1人が語った。

作家の韓寒氏ら著名人や学者らは、政治改革を求めた年頭の論説記 事が改ざんされたと訴えている同紙の記者への支持を表明。全国的に広 がりつつある当局の検閲への怒りは、2カ月足らず前に就任したばかり の習近平共産党総書記に試練を突き付けている。

香港中文大学のウィリー・ウォラップ・ラム非常勤教授(歴史学) は、「習体制がメディアにおける表現の自由をどの程度容認するかを測 る最初の大きな出来事であることに間違いない。それが南方週末がネッ ト市民の極めて高い支持を得ている理由だ」と話した。

チャイナ・メディア・プロジェクトのウェブサイトによれば、南方 週末の元記者・編集者らは4日の公開書簡で、広東省共産党委員会宣伝 部の庹震部長が改革を求めた論説記事を改ざんし、中国人はこれまで以 上に自らの夢の実現に近づいているとのコメントに差し替えたと指摘し た。

中国のインターネット企業シナ・コープ(新浪)が提供している 「ツイッター」に似た簡易ブログのフォロワーが1050万人を超える作家 の韓氏は7日付の香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト (SCMP)にコメントを寄せ、検閲に反対するジャーナリストを支持 した。

原題:China Paper Anti-Censorship Push Backed by Celebrities, Protests(抜粋)

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