米企業の社債保証コスト、約4カ月ぶり低水準-CDS取引

7日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが約4カ月ぶり低 水準となった。2012年10-12月(第4四半期)決算シーズンの始まりを 翌日に控え、様子見姿勢が広がっている。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後4時25分(日本時間8日午前6時25分)現在、0.6ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)低下の84.9bp。これは終値ベースで は昨年9月14日以来の低水準。

先週の同指数は13.9bp低下と、11年12月2日終了週以来の大幅な 下げとなった。米議会が「財政の崖」を回避する法案を可決したことか ら、景気減速で企業の債務返済能力が損なわれるとの懸念が和らいだ。 議会予算局(CBO)は、崖を回避できなければリセッション(景気後 退)に陥りかねないと警告していた。米アルミ最大手アルコアは8日の 通常取引終了後、ダウ工業株30種平均の構成銘柄で最初に10-12月期決 算を発表する。

GMPセキュリティーズの債券戦略ディレクター、エイドリアン・ ミラー氏(ニューヨーク在勤)は、投資家は決算について「劇的」なこ とは何も期待していないと指摘。「市場は2013年の決算がせいぜい平均 程度との現実を理解し始めている」と述べた。

原題:Credit Swaps in U.S. Decline; Toyota Sells $1.5 Billion of Bonds(抜粋)

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