ブラジル株:下落、エコノミストが成長率予想を引き下げ

7日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が1週間ぶり安値に下落した。ブラジルの経済成長見通 しをエコノミストが引き下げたことで、景気回復の停滞が企業利益を損 なうとの懸念が高まった。

国内最大の化粧品メーカー、ナトゥラ・コスメチコスは3.2%安 と、1日としては約4カ月ぶりの大幅な下げとなった。電力株が売ら れ、ブラジル中央電力は4.7%安。水力発電用ダムの水位低下を受けブ ラジルが今年、電力供給の制限を余儀なくされるとの懸念が広がった。 証券決済機関CETIPは1.3%値下がり。HSBCホールディングス が投資判断をホールド相当に引き下げた。

ボベスパ指数は前週末比0.9%安の61932.54で終了。指数構成銘柄 のうち下落は48銘柄、上昇は18銘柄。通貨レアルは0.2%高の1ドル =2.0276レアル。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に4 日に実施し、この日発表した調査によると、今年の国内総生産 (GDP)の伸び率見通しは3.26%(中央値)と、前週の3.3%から低 下した。

フトゥーラ・コレトラのアナリスト、ルイス・グスタボ・ペレイラ 氏は電話インタビューで、「短期的には投資家は成長持ち直しの兆候を 待つだろうが、中銀の調査が示しているように、当面はそれほど良好な 状況ではないようだ」と述べた。

原題:Bovespa Index Drops as Economists Cut Brazil’s Growth Forecast(抜粋)

--取材協力:Gabrielle Coppola.

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