税制めぐる論戦が激化-総選挙を2月に控えるイタリア

総選挙を来月に控えるイタリアで は、不動産税と経済政策に関するモンティ暫定首相とベルルスコーニ前 首相の論戦が熱を帯びている。不人気な政策をめぐるモンティ陣営と前 首相との応酬が週末のメディアをにぎわした。

モンティ氏はIMUと呼ばれる不動産税の改革は可能との立場を表 明。これに対して、ベルルスコーニ氏は初めての住宅購入の際にIMU 課税をやめる方針をあらためて示したが、これを実施すれば税収不足に つながる。

モンティ氏は6日のSKYTG24とのインタビューで、付加価値税 率の引き上げ計画の凍結と所得税減税は可能との考えを示す一方、歳出 削減による財源確保が必要だと説明し、「国民に安易な約束をすること は避けなければならない」と語った。

発足後1年1カ月が経過するモンティ政権を支持してきたベルルス コーニ氏は6日、ジオルナーレ・ディ・ウンブリア紙に対し、実務家内 閣を率いてきたモンティ氏の選挙への関与は「モラルに反する」と批判 した。モンティ氏は2011年11月、ベルルスコーニ政権崩壊に伴い首相に 指名された。

モンティ氏は4日夕方に記者会見を開き、2月の下院選挙に臨む同 氏を中心とする政策連合のロゴマークなどを発表した。

原題:Italy Election Contenders Spar in Media This Weekend Over Taxes(抜粋)

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