ウォーホルが335億円で首位、ピカソ抜く-昨年の美術品競売

米ポップアートの画家、アンディ・ ウォーホル(1928-87年)の作品の昨年のオークションでの売上総額 が、中国人の水墨画家、張大千(1899-1983)を抜き首位に躍り出た。

芸術作品のデータベースを運営するアートネットがブルームバー グ・ニュースの委託で集計した統計によると、ウォーホルの作品の売上 総額は3億8030万ドル(約335億円)と、2位のスペインの画家パブ ロ・ピカソ(1881-1973)を上回った。3位はドイツの画家ゲルハル ト・リヒター(80)で存命中の芸術家としては首位。張は1位から4位 に下がった。

このランキングは、西洋の戦後・現代美術作品の優位性が国際美術 品市場で高まっている現状を反映している。シティ・プライベートバン ク・アート・アドバイザリー・アンド・ファイナンスの戦後・現代美術 担当シニアアドバイザー、ジョナサン・ビンストック氏は「現代美術は オークションで力強いエネルギーを発している」と指摘。「市場は作品 を選別し、特定の芸術家に重点を置いている。ウォーホルとリヒターの 主要作品は瞬時に知名度が認知されるため高値が付く」と語る。

ウォーホル作品のこれまでのオークションでの売上総額は昨年、29 億ドルに増加。ピカソは50億ドルに達した。

原題:Warhol Edges Picasso at Auction With Richter Top Living Artist(抜粋)

--取材協力:Mary Lowengard、Maryann Busso.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE