【個別銘柄】ソフバンクや野村HD安い、あおぞら銀急落、小売は堅調

きょうの日本株市場で、株価変動材 料があった銘柄の終値は以下の通り。

ソフトバンク(9984):前週末比1.9%安の3065円。米無線通信会 社クリアワイヤの株主クレスト・ファイナンシャルは4日、米携帯電話 サービス会社スプリント・ネクステルによるクリアワイヤ買収、および ソフトバンクによるスプリント買収を阻止するよう米連邦通信委員会 (FCC)に求めることを明らかにした

野村ホールディングス(8604):5%安の498円。最近の株価急伸 を受け、テクニカル指標のRSI(相対力指数)が4日の取引終了時点 で93.6%と、ブルームバーグ・データで確認可能な1974年10月以降で最 高を記録していた。RSIは、一般に70%を上回ると短期的に買われ過 ぎを示すとされる。最近の相場活況が業績に好影響を与えるとの見方を 背景に、このところ証券株の上げが目立っており、野村HD株は前週末 までに13営業日連騰し約2年ぶり高値を付けていた。東証1部の33業種 中、証券・商品先物取引は4.2%安で下落率トップ。

富士通(6702):5.4%安の351円。JPモルガン証券が4日付で、 投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に引き下げた。同証の和 泉美治アナリストは、短期業績の想定以上の悪化リスクや来年度以降の 業績を改善させるための施策が不透明であることを勘案した、とメモで 指摘。グローバル競争で勝ち組になるために、経営スピードのさらなる 加速が必要との見方を示す。

ファーストリテイリング(9983):2.8%高の2万2810円。12月の 国内ユニクロ既存店売上高(速報)は前年同月比4.5%増だった、と4 日に発表した。キャンペーン商品を中心に冬物販売が好調に推移した。 野村証券は目標株価を1万9000円から2万2500円に引き上げた。正田雅 史アナリストは7日付メモで、国内ユニクロについて、気温低下のみな らず低価格戦略などの「原点回帰」も客数増加に奏功していると評価し た。

小売株:セブン&アイ・ホールディングス(3382)が5.1%高 の2617円、ヤマダ電機(9831)が2.6%高の3385円など。東証1部の33 業種中で小売株指数は1.8%高と上昇率トップ。同指数は586.400で終 え、終値ベースで2008年10月6日以来、約4年3カ月ぶりの高水準を回 復した。小売株指数の12年の年間上昇率は11%にとどまり、TOPIX の同18%と比べアンダーパフォームしていた。

あおぞら銀行(8304):10%安の250円。ロイター通信は7日、米 サーベラスがあおぞら銀株の大半を1月中に売却し、投資回収する方向 で最終調整に入ったと伝えた。売り出しの規模は4日時点のあおぞら銀 の時価総額をもとに計算すると、2000億円規模になる見込みとしてい る。サーベラスは昨年9月にあおぞら銀株の売却を表明、これを受け同 行株は急落した経緯がある。

カカクコム(2371):6%高の3055円。きょう午前11時50分に、12 月のグループサイト月間利用者数が前年同月比21%増の9589万人だった と発表した。「価格.com」が同13%増、「食べログ」は同26%増。

メガネトップ (7541):1.4%安の1020円。12月の既存店売上高は 前年同月比3.1%減だった、と4日発表した。既存店売上高の通期計画 が前期比1.0%増であるのに対し、昨年4月から12月までの累計実績は 前年同期比0.7%減。

J.フロント リテイリング(3086):1%高の493円。野村証券が 4日付で、目標株価を480円から570円に引き上げた。投資判断は「買 い」を継続。同証の正田雅史アナリストは、パルコ買収や東京店・銀座 店再開発の増益効果に加え、パルコ買収の負債圧縮が進むと投資家向け メモに記述した。

川崎汽船(9107):1.4%高の141円。10-12月期に143億円の投資 有価証券評価損の戻入益を計上する、と4日発表した。第3四半期連結 累計期間の四半期純利益を約95億円押し上げる効果があるが、現時点で は今通期業績計画に今回の戻入益を反映させず、従来予想を据え置い た。

東光高岳ホールディングス(6617):6.3%高の1375円と大幅に3 日続伸。経済産業省は電気自動車(EV)用の充電設備に総額500億円 以上を補助する、と6日付の日本経済新聞朝刊が報じた。高速道路のサ ービスエリア(SA)や幹線道沿いの商業施設を中心に急速充電器の設 置を進め、現在の4倍近い約5000基に増やすと伝えている。高岳製作所 は、電気自動車用の急速充電器を手掛ける。

ダイケン(5900):11%高の575円。第3四半期累計(3-11月 期)の単独純利益は前年同期比3.1倍の4億4100万円だった、と4日発 表した。建築金物、エクステリアなど主力製品の需要が堅調に推移。こ うした需要に対応できる生産体制を整備したことも業績伸長に寄与し た。

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