南ア、空前の原油・ガス探鉱ブーム-石炭依存から脱却目指す

南アフリカ共和国が空前の原油・天 然ガス探鉱ブームに沸いている。エネルギー需要が急増し石炭に依存し てきた脆弱(ぜいじゃく)性がクローズアップされたためだ。

米石油最大手のエクソンモービルは南ア東部沖合で原油・天然ガス の探鉱を行う計画。同社は既にダーバンに近い鉱区を取得した。アナダ ルコ・ペトロリアムは沖合で約2400万エーカーの権益を取得した。英蘭 系ロイヤル・ダッチ・シェルは西部沖合での探鉱計画を進めている。

南アの規制当局であるペトロリアム・エージェンシーの資源評価担 当マネジャー、デーブ・バン・デルスプイ氏は「石油メジャーが1社進 出してくると他社も興味を持つ。南アでの企業活動と関心は過去最高 だ」と述べた。

南アはアフリカ大陸で最大の原油輸入国。世界的な石油大手が同国 に進出することで、新技術が採用され深海の海床から炭化水素を発見し くみ出す能力も向上する。隣国のモザンビーク沖合では過去10年間で最 大規模のガス田が見つかっている。

業界誌オイル・アンド・ガス・ジャーナルによると、南アでは南部 とナミビアとの国境に近い西部海岸沖で2011年1月に1500万バレルの原 油埋蔵量が確認されている。米エネルギー情報局によると、南アでは現 在のところ「目立った」原油生産はない。

原題:Shell Leads S. Africa on Record Oil Rush as Coal Falters: Energy(抜粋)

--取材協力:Eduard Gismatullin.

淡路毅 +81-3-3201-2107 tawaji@bloomberg.net

堀江広美 +81-3-3201-8913 hhorie@bloomberg.net

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