今週の米経済指標:11月の貿易赤字は縮小か-燃料コスト低下で

今週発表の米経済指標では、昨年11 月の貿易赤字が前月比で縮小したと見込まれている。輸入燃料コストの 低下が寄与したほか、輸出が回復したとエコノミストはみている。

米商務省が11日発表する11月の貿易収支は、ブルームバーグ・ニュ ースがまとめたエコノミスト51人の予想中央値で412億ドルの赤字 と、10月の422億ドルの赤字から縮小した見込み。昨年12月の輸入物価 指数は前月からほぼ変わらずの見通し。

持続的な雇用の伸びと、輸入額の減少につながっている原油価格の 下落で、米消費者の購買力は高まっており景気を押し上げている。さら に、中国を中心に世界的な成長安定化の流れは米企業の海外での販売を 後押しする可能性がある。

RBCキャピタル・マーケッツの米国担当チーフエコノミスト、ト ム・ポーセリ氏(ニューヨーク在勤)は「勢いという意味では11月は輸 出が輸入を上回ったようだ」と指摘。「輸出は米経済のかなり強い部分 となってきている」と述べた。さらに、最近の世界の製造業の回復から すると、「2013年もこうした状況は続く可能性がある」と付け加えた。

米労働省が11日発表する12月の輸入物価指数は前月比0.1%上昇 (中央値)が見込まれている。

その他の指標では、昨年11月の卸売在庫は増加し、12月の財政収支 は赤字が縮小したと見込まれる。

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原題:Trade Gap Probably Shrank on Fuel Costs: U.S. Economy Preview(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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