【FRB要人発言録】刺激策は信頼性の限界試す-ラッカー総裁

2012年12月25日から13年1月6日ま での米連邦準備制度理事会(FRB)要人の主な発言は次の通り(記事 全文は発言者の氏名をクリックしてください)。

<1月5日> プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(サンディゴでの会合で講 演):連邦準備制度理事会(FRB)はインフレ率が2%の目標を守る ことに信頼されるようコミットすることが重要だ。現在、デフレが起き ることは我々の信頼性にとっても経済にとっても良くない。

<1月4日> ラッカー・リッチモンド連銀総裁(メリーランド銀行協会で講演):金 融面での追加の景気刺激策が成長を押し上げる可能性は低く、金融当局 の信頼性の限界を試すことになる。いずれかの時点で、政策金利引き上 げとバランスシートの規模縮小により刺激策を解除する必要がある。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(メリーランド銀行協会で講演後にメ ディアに対し):連邦公開市場委員会(FOMC)はインフレが浮上す る前に行動することが必要だ。バランスシートの拡大は出口を複雑にす るだろう。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(サンディゴでの会議後に記者 団に対し):前回のリセッション(景気後退)は衝撃的であり、米国の 国内総生産(GDP)の潜在的な長期成長が恒久的な衝撃を受けたであ ろうことは確かだ。問題はこの先何年もその答えが分からないことだ。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(サンディゴでの会議後に記者 団に対し):労働市場が著しく改善したと確信した時に金融当局は資産 購入プログラムを停止するだろう。年内に予想する6.8-7%の失業率 はその基準を満たすと私は思う。

ブラード・セントルイス連銀総裁(CNBCテレビとのインタビュー で):失業率は年内に7.1%に低下する見込みがあり、これにより金融 当局が毎月850億ドル(約7兆5000億円)の債券購入を停止することが 正当化される可能性がある。

ブラード・セントルイス連銀総裁(サンディエゴでの会議後に記者団に 対し):米国の2013年の国内総生産(GDP)伸び率は3%を上回る公 算がある。連邦準備制度理事会(FRB)はさらに多くのことを行う前 に量的緩和策(QE)を停止する可能性がある。失業率の低下に勇気づ けられている。

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