ブラジル(4日):ボベスパ指数が下落-商品相場の下げ響く

4日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が6週間ぶりの大幅安となった。同国の鉱工業生産指数 が低下したことに加え、米国が景気刺激策を縮小する可能性があるとの 懸念から商品相場が値下がりしたことが響いた。

ボベスパ指数構成銘柄でウエートが最も大きい鉄鉱石生産最大手の ヴァーレが指数の下げを主導した。一方、資産家エイキ・バチスタ氏が 経営権を持つ石油会社のOGXペトロレオ・エ・ガス・パルチシパソン エスは2カ月ぶりの高値を付けた。

ボベスパ指数は前日比1.2%安の62523.06で終了。週間では2.6%値 上がりした。通貨レアルは0.6%高の1ドル=2.0325レアル。商品24品 目で構成されるS&P・GSCI指数は0.6%値下がり。3日に公表さ れた米連邦公開市場委員会(FOMC、昨年12月11-12日開催)議事録 で毎月850億ドル(約7兆5000億円)の債券購入が年内に終了する可能 性が示されたことが影響した。

証券会社クレア・コレトラのアナリスト、フェルナンド・ゴンエス 氏(サンパウロ在勤)は電話インタビューで、「景気刺激策が縮小すれ ば米経済は減速しかねないという不安がこのニュースに対する即座の反 応であり、このため原材料価格が下げている」と述べる一方、「ブラジ ル株はここ数日間で大きく値上がりしたため、利益確定の動きはある程 度予想されていた」と語った。

原題:Bovespa Falls as Brazil Output Declines, Fed Concern Saps Vale(抜粋)

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