PIMCOグロース氏:ボラティリティ上昇へ、失業率注視で

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)で世界最大の債券ファンドを運用する ビル・グロース氏は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が失業率に注 目するのに伴い、金融市場では価格変動が大きくなるとの見方を示し た。

グロース氏は12月の米雇用統計発表後、ブルームバーグラジオのイ ンタビューで「7.8%という失業率は、相場下落に一定の歯止めを掛け るだろうが、値動きは大きくなると考える」と述べた。

米労働省が発表した雇用統計によると、非農業部門雇用者数(事業 所調査、季節調整済み)は前月比15万5000人増。ブルームバーグ・ニュ ースがまとめたエコノミストの予想中央値は15万2000人増だった。前月 は16万1000人増と速報値の14万6000人から上方修正された。家計調査に 基づく失業率は7.8%と前月から変わらず。

FOMCは先月11、12両日開いた会合後の声明で、失業率が6.5% を上回り、向こう1-2年のインフレ率予測値が2%を0.5ポイントを 超えて上回らない限り、異例の低金利を維持する方針を示した。

PIMCOのモハメド・エラリアン最高経営責任者(CEO)はこ の日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「米国にはな お失業の問題があることを今回の雇用統計は示している」と話した。

原題:Gross Sees More Volatility on Fed Unemployment Focus: Tom Keene(抜粋)

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