「かんしゃく玉」、2月には「爆弾」にも-米債務上限問題

米国が与野党の激しい応酬の末によ うやく「財政の崖」を回避したばかりだというのに、連邦債務の上限引 き上げをめぐってオバマ米大統領はさらに大きな対立に直面する可能性 がある。

米政府がデフォルト(債務不履行)に陥ると最も直接的な影響を受 ける米国債の投資家は警戒態勢を取ってはいない。ウォール街の投資家 は、与野党がオバマ大統領が「壊滅的」な結果を招くと恐れる事態を引 き起こすのではなく、折り合いつけると引き続き確信している。米国の 長期国債利回りは依然として過去最低付近だ。

カルバート・インベストメンツの債券運用者、マシュー・ドゥチ氏 は、「政府と議会は見苦しく、さらに見苦しくなりつつある。ただ投資 家は米国がデフォルトを回避するかどうかより、米国の経済成長率を気 にしている」と述べた。

だがそれは共和党とオバマ大統領の衝突に向けた動きを止めるもの ではない。共和党が主導権を握る下院の指導者らは、債務上限引き上げ の見返りに歳出削減を進めることを要求するとする一方で、大統領は交 渉の余地はないとしている。

上院共和党の予算問題担当スタッフだったスティーブ・ベル氏は 「経済的にみると、政府と議会はこれまでかんしゃく玉をもてあそんで きた。それが2月にはプラスチック爆弾になり始める」と話している。

原題:Obama Catastrophe With Congress Looms as Investors Show No Alarm(抜粋)

--取材協力:Heidi Przybyla、Hans Nichols、Roxana Tiron、Kathleen Hunter、Cordell Eddings.

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