12月の米雇用者数は前月と同水準の伸び、失業率は横ばいか

米国の昨年12月の雇用者数は、前月 とほぼ同水準の増加幅となったようだ。財政協議が難航する中でも、労 働市場が力強さを維持したことが示されるとエコノミストはみている。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト79人の予想中央 値によると、12月の非農業部門雇用者数は前月比15万3000人増の見込 み。11月は14万6000人増だった。失業率は7.7%と前月から変わらず で、2008年12月以来の低水準と予想されている。

ドイチェ・バンク・セキュリティーズの米国担当シニアエコノミス ト、カール・リカドンナ氏(ニューヨーク在勤)は「13年に向けて労働 市場ではまずまずの勢いがみられた」と指摘。「『財政の崖』への懸念 がなければ、雇用者数はさらに伸びていただろう。財政協議の2月の次 のヤマ場を乗り越えられたら、雇用は7-12月(下期)に加速しよう」 と述べた。

米労働省は雇用統計をワシントン時間午前8時半(日本時間午後10 時半)に発表する。ブルームバーグがまとめた非農業部門雇用者数の予 想レンジは前月比8万-30万5000人増。

エコノミストによると、政府部門を除く民間部門の雇用者数は前月 比15万人増の見通し。11月は同14万7000人増だった。

米供給管理協会(ISM)が午前10時(同5日午前0時)に発表す る12月の非製造業総合景況指数は54と、11月の54.7を下回ったもよう。 同指数は50を上回るとサービス業活動の拡大を示す。

--取材協力:Kristy Scheuble、Chris Burritt.

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