米自動車販売12年は5年ぶり高水準-ビッグ3が12月予想上回る

昨年12月の米自動車販売で、米国の ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーター、クライスラー・ グループの伸びはいずれもアナリスト予想を上回った。ビッグスリーの 年間販売台数の伸びは、同国の経済成長にも寄与した。

調査会社オートデータが3日に電子メールを通じて発表した資料に よると、米国の2012年全体の乗用車とライトトラックの販売台数は前年 比13%増の1450万台と、5年ぶりの高水準となった。GMとフォード、 クライスラーの12月の販売台数はいずれも、ブルームバーグがまとめた アナリスト11人の予想平均を上回った。

通年で伸び率が最も大きかったのはトヨタ自動車とホンダで、震災 の影響で失った市場シェアの多くを取り戻した。需要増加に対応するた め、主要メーカーは実質的に全社が年間を通して米工場で勤務シフトと 雇用を増やした。

調査会社IHSオートモーティブのシニア・プリンシパル・エコノ ミスト、ジョージ・マグリアノ氏は電話取材に対し、北米の自動車産業 は「米製造業における明るい部分だ」と話した。

各社の発表によると、12月のクライスラーの販売台数は前年同月 比10%増。GMは4.9%増、フォードは1.6%増だった。ブルームバーグ がまとめた市場予想はクライスラーが7.6%増、GMが2.1%増、フォー ドが1.2%増だった。

13年見通し

GMとフォードはこの日、13年の業界全体の米販売台数が1500万台 を上回るとの見通しを示した。ブルームバーグがまとめたアナリスト18 人の予想平均は1510万台となっている。

12月の業界全体の乗用車とライトトラックの米販売台数は9%増 で、アナリスト予想平均の9.8%増には届かなかった。12年通年では3 年連続で10%以上の伸びを達成した。これは1973年以降で最長。

トヨタとホンダ、日産自動車の12月の米販売台数の伸びは、いずれ もアナリスト予想を下回った。トヨタは前年同月比9%増。アナリスト 8人の予想平均は10%増だった。ホンダは26%増だったが、市場は32% 増を予想していた。日産は1.6%減と、市場予想の2.7%増に反してマイ ナスとなった。

12月の業界全体の米自動車販売台数は季節調整済み年率換算で1540 万台となり、ブルームバーグがまとめたアナリスト15人の予想平均と一 致した。

12年通年ではGMが3.7%増の約260万台、フォードが4.7%増の224 万台、クライスラーが21%増の165万台。トヨタは27%増の208万台、ホ ンダが24%増の142万台。日産は9.5%増の114万台で、同社として過去 最高記録を更新した。

原題:GM Leads U.S. Carmakers Beating Estimates in Best Year Since ’07(抜粋)

--取材協力:Keith Naughton、Tim Higgins、Mark Clothier、Alan Ohnsman.

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