グーグル、米FTCと和解-特許めぐる慣行を自主改善へ

インターネット検索最大手、米グー グルは3日、米連邦取引委員会(FTC)が1年8カ月にわたり行って きた反トラスト法(独占禁止法)違反調査について、一部ビジネス慣行 を是正するとともに、スマートフォン(多機能携帯電話)技術で競合他 社を妨害するために特許を乱用したとされる問題を解決することで和解 した。

FTCは5対0の表決で調査終結を決定した。これを受けてグーグ ルはオンライン検索に連動した広告プラットホームに関する規制を自主 的に廃止するとともに、検索対象に他社コンテンツを含めない選択肢も 提供する。

FTCのレイボウィッツ委員長はこの日ワシントンで開いた記者会 見で「FTCは徹底的かつ慎重に調査を行った」とし、「グーグルが変 更を受け入れたことで、消費者は引き続きオンライン市場やワイヤレス 分野での競争のメリットを確実に享受できるようになる」と述べた。

しかし、FTCがグーグルに対する強制的な措置を講じることなし に調査を終結したことは、マイクロソフトやイェルプ、エクスペディア といったライバル企業には痛手となった。ただ、ワシントンの法律事務 所、アーナル・ゴールデン・グレゴリーの反トラスト法弁護士、ジェフ リー・ジャコボビッツ氏は「FTCはこれが最善の結果で、裁判所に行 っても成功しないと考えたのは明らかだ」と述べた。

グーグルはこの日ブログで、ウェブサイト側は旅行やショッピング などの検索結果ページから自社のコンテンツを排除することが可能とな るほか、広告業者は他の検索エンジンとのデータ比較をグーグル・アド ワーズを採用しているサードパーティーのサービス内で行えるようにな るとした。

原題:Google Probe by FTC Ends in Voluntary Changes, Patent Decree (2)(抜粋)

--取材協力:Susan Decker、Andrew Zajac.

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