FOMC議事録:年内の資産購入の縮小あるいは終了を考慮

米連邦準備制度理事会(FRB)が 3日公表した連邦公開市場委員会(FOMC、昨年12月11-12日開催) の議事録によれば、金融当局は毎月850億ドルの債券購入を2013年中に 終わらせる可能性がある。

議事録では、「数人のメンバーは、現行の資産購入は13年末ごろま で正当化される公算が大きいとの認識を示した」一方で、「幾人かのメ ンバーは、金融の安定もしくはバランスシートの規模をめぐる懸念か ら、年末よりかなり前の時点での資産購入の縮小なり停止が恐らく適切 になるだろう」と指摘した。

議事録では、資産購入を続ける期間をめぐり参加者の間で意見が分 かれたことが示された。予想を示した参加者を見ると、13年半ばごろに 終了するのが適切と指摘した参加者と、年央以降も続けるべきだとした 参加者の割合は「ほぼ半々」だった。

会合では、新たな債券購入に伴い発生し得るリスクについても議論 された。「多く」は、債券購入がインフレ期待を高め、FOMCの緩和 解除に向けた取り組みを困難にする可能性があると指摘した。

財務省への納付も意識

また参加者は、過去最大規模の金融緩和から引き揚げる時期が訪れ る状況では、金利上昇はFRBによる「財務省への納付に著しい影響を 及ぼしかねないことを意味する可能性がある」と指摘。またFOMCは 「大規模な資産購入が市場の機能と金融の安定に悪影響をもたらしてい るか評価を続ける必要がある」との見解を示した。

このほか、「『財政の崖』の前向きな解決を受けて企業が支出と雇 用を早急に拡大する体制を整えていると、多くの参加者が示唆した」と 記された。

原題:Most Fed Officials Saw QE3 Purchases Concluding This Year (1)(抜粋)

--取材協力:Craig Trudell、Craig Torres.

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