ユーロ圏銘柄が下落、米財政への懸念根強い-スイス株は急伸

3日の欧州株式市場ではユーロ圏の 主要銘柄が下落し、指標は前日付けた1年5カ月ぶり高値から反落し た。米国の財政合意は赤字削減にはつながらないとの懸念が高まった。 年明け初日となったスイス株は大幅高となった。

ドイツの化学メーカー、K+Sは3.5%安。エクサンBNPパリバ による株価目標引き下げが嫌気された。フランスの通信機器メーカー、 アルカテル・ルーセントは9.8%上昇。クレディ・スイス・グループが 投資判断を引き上げたことが手掛かり。銀行のUBSと、高級品メーカ ーのフィナンシエール・リシュモンを中心にスイス株は上昇。

ユーロ圏の大型株で構成されるユーロ・ストックス50指数は前日 比0.4%安の2701.22で終了。より広範な銘柄から成るストックス欧 州600指数は0.5%上昇し、終値は286.83と2011年2月以来の高値となっ た。スイスのSMI指数は前営業日の先月28日から2.9%上昇。

ロイヤル・ロンドン・アセット・マネジメントの株式責任者、ジェ ーン・コフィー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、 「財政の崖をめぐる問題は全て解決されたわけではない」とし、「歳出 削減がどのように盛り込まれるかを注視する必要があることから、3月 まで待たなければならない」と語った。

3日の西欧市場では、18カ国中15カ国で主要株価指数が上昇。英 FTSE100指数は0.3%高となった一方、仏CAC40指数と独DAX指 数は0.3%それぞれ下げた。

原題:Euro-Area Stocks Slip on U.S. Deficit Concern; Swiss Shares Jump(抜粋)

--取材協力:Mark Barton、Namitha Jagadeesh.

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