スペインの銀行、預金が増加-資金調達圧力和らぎ、起債も

スペインでは銀行預金が昨年11月に 増加した。同国2位の銀行は債券市場での資金調達を進めており、スペ インの銀行の調達圧力は和らいでいるようだ。

スペイン銀行(中央銀行)の3日のウェブサイトでの発表による と、家計と企業の預金は前月比0.7%増の1兆4600億ユーロ(約166兆 円)となった。欧州中央銀行(ECB)の発表によれば、小売業と法人 のスペインの銀行への預金は11月に前月から2%増えた。

クレジットサイツ(ロンドン)のアナリスト、ジョン・レイモンド 氏は、ECBのドラギ総裁がユーロ防衛に必要なあらゆる措置を講じる と表明した昨年7月以降、スペインの銀行預金は安定化し始めたと述べ た。預金は銀行の調達にとって重要な資金源であり、その安定は各行が 調達コストを抑え、企業向け融資を続ける上で大切だと付け加えた。

スペイン2位の銀行、ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行( BBVA)は年明けの欧州起債市場再開に寄与している。同行は5年 債15億ユーロ相当を指標となるスワップレートを295ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)上回る利回りで発行する準備を進めている。 起債完了前だとして、取引に詳しい関係者が匿名で明らかにした。

原題:Spain Deposits Rose in November, Easing Pressure on Bank Funding(抜粋)

--取材協力:Alexandra Harris、Katie Linsell.

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