米国:ブルームバーグ消費者信頼感指数、8カ月ぶり高水準

米国の消費者信頼感指数は昨年12 月30日終了週、8カ月ぶり高水準に達した。2013年を迎えるにあたり、 増税や財政政策をめぐる懸念が富裕層の間でもそれほど高くなかった状 況を示唆した。

3日発表された週間のブルームバーグ消費者信頼感指数はマイナ ス31.8と、前週のマイナス32.1から上昇し、昨年4月以来の高水準だっ た。年ベースでは12.9ポイント上げ、1998年以来最大の改善を示した。 年間所得が10万ドル(約870万円)以上の米国人は、約2年で最も楽観 的だった。

ブルームバーグ・エル・ピー(ニューヨーク)のシニアエコノミス ト、ジョゼフ・ブラスエラス氏は「富の再構築と緩やかな所得増加によ って、消費者信頼感は緩慢な成長や2012年遅くの政治的対立を克服する ことができた」と指摘。住宅の値上がりと特に低金利が富裕世帯には一 助となり、13年の増税の脅威に打ち勝ったと説明した。

指数は2012年を通じて平均マイナス38.1と、2007年以来最高。長期 平均のマイナス15.8は依然下回っている。

ブルームバーグの消費者信頼感指数を構成する3つの項目別指数 は、景況感の指数がマイナス57.1(前週マイナス58.5)と、08年3月以 降で2番目の高水準に改善。家計の指数は0.8と、前週のマイナス0.5を 大きく上回り、昨年7月以来初めてプラス圏となった。一方、消費環境 の指数はマイナス39(前週マイナス37.5)に悪化した。

ブルームバーグ消費者信頼感指数は、無作為に抽出した18歳以上の 消費者1000人のうち、毎週250人を対象に実施する電話聞き取り調査を 基に算出される。同指数の範囲はマイナス100からプラス100。誤差率は プラス・マイナス3ポイント。

原題:Consumer Comfort in U.S. Climbed to Eight-Month High Last Week(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE