ドイツ:12月インフレ率2.1%、予想外の上昇-食品や旅行費で

ドイツでは2012年12月のインフレが 予想に反して加速した。食品や旅行費用の大きな値上がりが響いた。

独連邦統計庁が2日発表した12月の消費者物価指数(CPI)速報 値は、欧州連合(EU)基準で前年同月比2.1%上昇。伸び率は11月 の1.9%を上回った。ブルームバーグがまとめたエコノミスト11人の予 想中央値では前月比変わらずが見込まれていた。12年のインフレ率は平 均2.1%となった。

欧州中央銀行(ECB)は2%を若干下回る水準をユーロ圏のイン フレ率の目安としている。債務危機で家計支出と企業投資が抑制された ものの、ドイツのインフレ率は2年連続でECBの目安を上回った。

北ドイツ州立銀行(ノルトLB)のエコノミスト、トマス・クレー マー氏は「12月に食品価格が大きく上昇しており、これで段階的なイン フレ率低下が妨げられた」と述べた上で、「今回の展開は重視していな い。エネルギー価格が主導するコスト低下がさらに進めば、インフレ鈍 化は続くはずだ」と続けた。

ドイツの12月のCPIは前月比では1%上昇した。12月のユーロ圏 インフレ率は4日に公表される。

原題:German Inflation Unexpectedly Accelerated in December on Food(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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