欧州株、12年は3年ぶりの大幅高-2つの「利点」との見方も

2012年の欧州株は、3年ぶりの大幅 な年間上昇率を記録した。欧州中央銀行(ECB)が財政難に陥った国 の国債を買い入れたことから、ユーロ圏が分裂するとの懸念が後退し た。

ストックス欧州600種指数は12年12月31日の取引を279.68で終了。 年間上昇率は14%と、09年の28%以来の大きさとなった。先月20日には 1年7カ月ぶりの高値となる281.81に達したが、その後は米国の「財政 の崖」回避に向けた協議の不調から下げていた。

オフィ・パトリモワンヌ(パリ)の運用担当者ジャック・ポルタ氏 は、「米財政協議が年末の勢いをそいでしまったが、欧州株にとっては 非常に良好な1年だった。13年に向け欧州株には2つの利点がある。割 安なバリュエーション(株価評価)と、財政危機に関するストレスが小 さいことだ」と述べた。

ブルームバーグ調査のデータによれば、ストックス欧州600種構成 銘柄の13年の利益見通しを基にした株価収益率(PER)は11.4倍。過 去7年間の予想PERは平均12倍だった。12月の同指数は7カ月連続高 と、1999年4月以来の長期続伸となった。

原題:European Stocks Rise 14% in 2012 for Biggest Jump in Three Years(抜粋)

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