トヨタのパキスタン合弁、カローラ販売減見込む-輸入車増加で

トヨタ自動車のパキスタン合弁会社 は、昨年に過去最高を記録した主力商品「カローラ」の販売台数が落ち 込み、収益を圧迫しようとの見通しを示した。中古車の輸入増加が背 景。

トヨタが出資しカラチに本社を置くインダス・モーターのパルベ ズ・ギアス最高経営責任者(CEO)は9月28日のインタビューで、 「中古車の問題は非常に大きい」とし、「収益が著しく損なわれるだろ う」と述べた。利益や売上高に対する具体的な影響の見通しは示さなか った。

輸入の中古車は価格が安く、選べる車種も多いため、パキスタンの 消費者はカローラを含め国内で製造された車を敬遠している。政府 は2011年1月、輸入を認める中古車の製造後の年数上限を3年から5年 に引き上げた。それにより、輸入が促進される一方で、国内製造の販売 が打撃を受けている。

JSグローバル・キャピタルのアナリスト、アティフ・ゼイファー 氏によると、日本の鉄鋼値上がりと円とパキスタン・ルピーの為替相場 の影響で、パキスタンで製造された車の価格はこの1年間に15%上昇し た。輸入車のシェアは7月からの1年間に24%から30%に上昇する見通 しという。

原題:Toyota Pakistan Venture Sees Corolla Sales Drop as Imports Surge(抜粋)

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