米規制当局に不利な判断-商品投機規制めぐる裁判で連邦地裁

2010年に成立した米金融規制改革法 (ドッド・フランク法)に基づく投機的な商品取引規制をめぐる裁判 で、米連邦地裁は28日、新たな規制導入のための当局のプロセスに問題 があるとの判断を下した。米商品先物取引委員会(CFTC)は昨年10 月、商品投機規制案を賛成3、反対2で承認、10月12日に発効する予定 になっている。

この裁判は米証券業金融市場協会(SIFMA)と国際スワップデ リバティブ協会(ISDA)がドッド・フランク法の規制を弱めること を狙った取り組みの一環として、昨年12月にワシントンの連邦地裁に起 こした。

同地裁のロバート・ウィルキンス判事は28日、ドッド・フランク法 は原油や天然ガス、小麦などの商品のポジションを規制する前にさらな る調査を義務付けていると指摘。CFTCはこの規定がドッド・フラン ク法の下で必要で適切かについての最初の評価を怠っていると述べた。

SIFMAのエグゼクティブ・バイスプレジデント、ケン・ベンツ ェン氏はインタビューで、同地裁の判断について「規制策定のプロセス における重要な先例だ」と評価。一方、CFTCのゲンスラー委員長は 「裁判所の判断に失望している。規制を前進させるための方法を検討し ている」と説明した。

原題:CFTC Rule Restraining Speculation Rejected by U.S. Judge (2)(抜粋)

--取材協力:Silla Brush.

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