ブラジル株(28日):ボベスパ、週間で5月以降で最大の下落

28日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が下落し、週間ベースの下落率は5月以降で最大となっ た。同日発表の米経済指標が予想を下回ったことで、世界の景気減速が 悪化するとの懸念材料が増え、ブラジル株の見通しに影を落とした。

牛肉・鶏肉の輸出会社、ブラジル・フーズ(BRF)と食品加工の マルフリグ・アリメントスはともに1.7%安。JPモルガン・チェース が両社の投資判断を引き上げたことが響いた。ブラジル銀行はゴールド マン・サックス・グループの投資判断引き下げなどが嫌気されて3.9% 値下がりし、銀行株の下げの中心となった。カード決済会社のシエロ は2010年5月以来の大幅安。

ボベスパ指数は前日比1.8%安の59175.86.週間では3.5%下落し、 月間では3.7%上昇。指数構成銘柄のうち51銘柄が下落、上昇は17銘 柄。通貨レアルは0.1%高の1ドル=2.0269レアル。

テオリカ・インベスチメントスのパートナー、ロジェリオ・フレイ タス氏(リオデジャネイロ在勤)は電話取材に対し「株式市場の大きな 調整局面により近づいているのかもしれない。現在の株価は世界経済の 実態を決して反映していない」と述べた。

ボベスパ指数は7-9月(第3四半期)では8.9%上昇。世界の中 央銀行による刺激策の実施で経済への懸念が和らいだことなどが背景に ある。

原題:Bovespa Posts Biggest Weekly Drop Since May on Global Slowdown(抜粋)

--取材協力:Julia Leite.

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