欧州株:3週ぶり安値-スペイン銀行健全性審査の発表控え

28日の欧州株式相場は3週間ぶり安 値を付けた。取引終了後に発表されるスペインの銀行ストレステスト (健全性審査)の結果を控え、売りが優勢となった。指標のストックス 欧州600指数は四半期ベースではプラスを維持した。

スウェーデンの衣料小売り、ヘネス・アンド・マウリッツ(H& M)は1.7%安。SEBとCAシェブルーが同銘柄の売りを推奨した。 英エンジニアリング会社エレクトロコンポーネンツは約7年ぶりの大幅 安。通期利益が見通しを下回るとの予想が嫌気された。

仏コンピューターサービス会社キャップ・ジェミニは0.8%上昇。 通期利益がアナリスト予想を上回ったとの見方を、アクセンチュアが示 したことが手掛かり。仏蘭系航空会社エールフランス・KLMグループ は4.6%高。UBSによる投資判断の引き上げが買いを誘った。

ストックス欧州600指数は前日比1.2%安の268.48で終了。終値とし ては5日以来の最低。週間ベースでは2.7%下げた。ただ、世界各国の 中央銀行が追加刺激策を講じたことを背景に、7-9月(第3四半期) は前期比6.9%高となった。

コメルツ銀行のエコノミスト、ピーター・ディクソン氏(ロンドン 在勤)は、「スペインが銀行を対象にした新たなストレステストを発表 するという事実は、過去1年にわたり市場が懸念していた問題がまだ存 在することを示唆する」とも述べた。

この日の西欧市場では、18カ国中16カ国で主要株価指数が低下し た。フランスのCAC40指数は2.5%下げ、先月2日以来の水準となっ た。

原題:European Stocks Drop to Three-Week Low; Electrocomponents Falls(抜粋)

--取材協力:Tom Stoukas.

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