中国共産党、第18回党大会を11月8日に開催-新華社

中国共産党は第18回党大会を11月8 日に開催する。重慶市のトップだった薄熙来氏の失脚で揺らいだ同党指 導部で、10年に一度の交代が実現する。

国営の新華社通信は28日、「党大会は現在の国内外の情勢を徹底的 に検証し、中国の発展に必要な新たな要件と人民が寄せる期待を考慮す る」と発表した。

党大会では8200万人の党員の中から2000人余りの代表が北京に集ま り、新指導部を選出する。新指導部の人事は何年もの権力闘争を経て実 質決定している。習近平国家副主席が胡錦濤国家主席に代わる党総書記 となり、来年の早い時期に国家主席にも就任すると見込まれている。

党指導部はかねて、胡主席が2002年に江沢民前主席から引き継いだ 時のようなスムーズな権力移譲を演出しようと努めてきた。この交代 は、故・毛沢東氏が1949年に中華人民共和国を建国して以来初の平和裏 の指導部交代だった。だが今回、薄氏の問題が影を落とした。薄氏はこ の日、正式に党から除籍された。今月初めの2週間にわたり習氏が公に 姿を見せなかったことも憶測を呼んだ。

新指導部は貧富の差拡大や汚職、環境汚染など、国民の不信をあお り社会不安をもたらしている問題に取り組まなければならない。

共産党は2007年の第17回党大会で習氏を、9人から成る党中央委員 会政治局常務委員会の序列で第6位と、この世代の中の最上位に据え、 同氏が次期指導者であることを示唆した。李克強副首相が第7位である ことから同氏が温家宝首相の後を引き継ぐ次期首相と目されている。

次期常務委員会は恐らく、現在の9人から7人体制に縮小されると みられ、ブルームバーグ・ニュースが政治アナリスト26人を対象に実施 した調査によると、習氏と李氏に加え、王岐山副首相、俞正声上海市共 産党委員会書記、薄氏の失脚後に重慶市共産党委員会書記となった張徳 江副首相、汪洋広東省共産党委員会書記、政治局委員で党中央組織部長 の李源潮氏が常務委員になると予想されている。アナリスト調査は14日 に公表された。

原題:China Communists Set Nov. 8 Date for Congress Amid Upheaval (2)(抜粋)

--取材協力:Joshua Fellman.

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