カンザス連銀総裁:金融規制改革法でも銀行救済は終わらない

米カンザスシティー連銀のジョージ 総裁は28日、米金融規制改革法(ドッド・フランク法)に基づく改革が 金融機関の監督を過度に複雑にしていると述べ、税金による銀行救済を 終わらせることはできないとの見解を示した。

ジョージ総裁は北京での講演で、「新たな規制を追加するよりも、 株主や無担保債権者、銀行経営者に自分の会社や投資先が被る損失の全 責任を負わせるようにする方がより良いインセンティブ(動機付け)を 与えることができるだろう」と発言。監督当局者は金融機関が破綻した 場合に債権者や株主に損失を負わせる「決意」が必要だと語った。

同総裁は「ドッド・フランク法自体が実に複雑」であり、「制定が 義務付けられる規則は最大で3万ページに達するとの見方もある」と指 摘。「最も事情に通じた金融機関であれば、これらの規制につきもので ある複雑さをうまく利用し、さや取りための相当な機会を持ち続けるこ とができるだろう」と説明した。講演テキストは事前に公表された。

原題:Fed’s George Says Dodd-Frank Won’t Avert U.S. Bank Bailouts(抜粋)

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