F&N、ハイネケンへのAPB株売却を承認-株主総会

シンガポールのフレイザー・アン ド・ニーブ(F&N)が28日開いた株主総会で、同社が保有するアジ ア・パシフィック・ブルワリーズ(APB)の株式を合弁相手のオラン ダのビールメーカー、ハイネケンに売却することが承認された。

新興市場での販売拡大を図るハイネケンは、「タイガー」ビールを 生産するAPBの経営権を握る。タイの富豪チャルーン・シリワタナパ クディー氏がF&N株の買い増しで7月に合意し、F&Nに対する影響 力を高めていたことから、ハイネケンはAPBの経営権確保に動いてい た。

APBはインドネシアで「ビンタン」ビールを、中国と東南アジ ア、スリランカで「アンカー」ビールを、中国やニュージーランドでは ハイネケンを生産する権利を持っている。ブルームバーグがまとめたデ ータによれば、世界3大ビールメーカーのうちハイネケンは新興市場に おける存在感が最も小さい。

F&Nの未保有株を90億シンガポール・ドル(約5700億円)で取得 すると今月提案したチャルーン氏は、ハイネケンによるAPB買収には 支持を表明している。

原題:Heineken to Gain Control of Asian Brewer as F&N Votes for Deal(抜粋)

--取材協力:Jonathan Burgos、Stephanie Wong、山口祐輝、Anjali Cordeiro.

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