米国:36州で経済の健全度が低下、4-6月-過去9カ月で最悪

米国の大半の州の経済が4-6月 (第2四半期)に悪化の兆しを示したことが、ブルームバーグ米国州経 済評価(BEES)指数で明らかになった。過去9カ月で最も弱い結果 となり、大統領選を前に景気が回復につまずく様子が示されている。

BEES指数によると、4-6月にミシガン州、カリフォルニア 州、コネティカット州など36州の経済の健全度が前期から低下した。こ れは5州を除く全州で低下した2011年7-9月(第3四半期)以来の悪 い結果だ。

指数の低下は企業の雇用減少を反映しており、それが労働者の所得 を抑制し、株価の重しとなった。また、景気拡大ペースの弱まりを背景 に一部の州では税収の伸びが鈍化している。

ブルームバーグ・エル・ピー(ニューヨーク)のシニアエコノミス ト、ジョゼフ・ブラスエラス氏は「企業は全国的に設備投資や採用にか なり慎重だ」 と指摘した。

BEES指数は、地元の企業の株価と税収、住宅価格、住宅ローン の延滞、雇用の伸び、個人所得のパフォーマンスに基づいて算出し、各 項目の比重は同じになっている。指数は各州の絶対的な経済の健全度で はなく、景気の方向性を示す指標であるため、速いペースで景気が回復 している州は、比較的ゆっくりしたペースで安定的に成長している州よ りも順位が上になる。

原題:U.S. States Showing Gains in Economic Health Hit Nine Month Low(抜粋)

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