覆面調査のメディアフラッグ、初値は公開比2.4倍-マザーズ

小売店や飲食店のフィールドマー ケティング支援などを行うメディアフラッグが28日、東京証券取引所 マザーズ市場に新規株式公開(IPO)した。取引開始時から買い気 配値を切り上げ、午後2時58分にようやく形成された初値は2120円 と、公開価格の900円に対し2.4倍になった。

初値上昇率は6月26日にマザーズに上場、翌日に取引が成立した モブキャスト(2.87倍)以来の大きさ。メディアフラッグは2004年 2月に設立され、東京都渋谷区に本社を置く。小売店や飲食店などに 対する覆面調査サービスや、店舗・店頭の状況をデータベース化する 独自開発ソフトなどを提供している。主幹事はSBI証券。

12年12月期の連結業績見通しは、売上高が前期比23%増の27 億9500万円、営業利益は同63%増の1億8100万円、1株純利益は74 円90銭を見込む。公開価格ベースの予想株価収益率(PER)は12 倍。

いちよし証券投資情報部の宇田川克己課長は、今週のエー・ピー カンパニーなど「足元のIPO銘柄は公開価格を上回るケースが多く、 投資家の買い安心感につながっている」と指摘。また、日本の主力株 の上値が重い中、「業績が堅調な内需の中小型株に資金が向かいやすい ことも背景」とも話していた。

同社は上場に際し、公募で5万株の新株を発行、オーバーアロッ トメント分を含む売り出しは15万7000株。調達資金は、既存事業の 新規顧客獲得のための広告宣伝費、営業力強化のための人材採用費用 に充てる予定。

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