みずほと三菱UFJがシャープを支援、総額3600億円融資で契

みずほコーポレート銀行と三菱東京 UFJ銀行は経営再建中のシャープを金融面から支援するため、27日付 で総額3600億円を融資する契約を結んだ。期限は来年6月末。シャープ が28日発表した。コマーシャル・ペーパー(CP)の償還などを含む運 転資金に充てるとしている。

内訳は融資枠1800億円上限と通常融資1800億円。シャープ広報担当 の中山みゆき氏によると、2行を取りまとめ役とした協調融資の形で、 他の金融機関にも融資への参加を呼び掛けることを前提にしているとい う。融資枠には金融機関がその都度融資の可否を判断できる「アンコミ ット型」を採用した。

シャープは6月末でCP3625億円、他に3366億円の短期借入金があ る。米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズやムーディーズが 相次ぎ格付けを投機的水準に引き下げ、CPの新規発行は難しくなって いた。シャープの中山氏は「今回の融資に加え、資産売却などでねん出 した資金で、当面の資金繰りはしのげる」と説明している。

今回のシャープの発表を受け、みずほフィナンシャルグループ広報 の塩野雅子氏と三菱UFJ広報の松本真也氏はともに「支援していきた い」などとコメントした。みずほCBの佐藤康博頭取は13日、シャープ について「日本の産業構造の一部を担っており、できる限り協力してい く必要がある」と協力姿勢を示していた。

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