シャープ幹部:鴻海との交渉、3月まで難航も-台湾当局の懸念で

シャープ幹部は28日、台湾・鴻 海精密工業との資本提携見直し交渉が、契約当時の期限である来年3月 まで長引く可能性があるとの認識を示した。台湾の当局が、経営不振に 陥っているシャープへの投資が鴻海グループ企業の株価に響くと懸念し ているためだ、としている。

大阪市内で28日、記者団に語った。同幹部は鴻海との関係自体は 良好だと強調した。金融機関に提出した再建計画に盛り込んだ中国、メ キシコ、マレーシアのテレビ組み立て工場売却については、鴻海側の査 定が入っており最終局面にあるとの認識を示した。計画では3工場の売 却などを通じ、グループ人員を1万人強削減する方針。

同幹部はまた、中小型液晶パネルの需要開拓を軸とした各事業の成 長戦略を、年内に発表する意向を示した。主力工場の現在の稼働率につ いては、具体的な数値への言及は避けた。太陽電池事業に関しては、同 社が注力してきた「薄膜型」からは撤退しないとの意向を強調した。

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