アフリカは有望な航空市場-資源ブームで路線就航相次ぐ

世界の航空輸送網との連携が整備さ れていなかったアフリカにベルギーのブリュッセルや北京など世界各地 から空路が延びつつある。資源ブームを背景にアフリカの経済成長が加 速しているためだ。

インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)傘下の英 ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は10日に19番目のアフリカ路線 を就航。カタール航空は来月、今年4番目となるアフリカ路線の操業を 開始する。ファストジェットはアフリカ全土で初の格安航空会社となる ことを目指し、11月に運航をスタートする。

他地域で輸送量が減少し打撃を受けている航空各社が成長市場の開 拓に乗り出している。国際通貨基金(IMF)によると、アフリカのサ ハラ以南地域の2012年の経済成長率は平均5.3%と、ロシアやブラジ ル、アジアの大半の国々を上回っている。ただ、安全面の問題や汚職、 政府による介入、現金に依存する経済やインターネットへのアクセスが 整備されていないことが事業拡大の障害になっている。

国際航空運送協会(IATA)のトニー・タイラー最高経営責任者 (CEO)は今月、セネガルを訪問中、ダカールからの電話インタビュ ーで「コスト構造が適切ならば航空各社が成功を収められない理由はな い」と指摘。「アジアや中南米など他の発展途上国でもそのような状況 は経験している。現地の人々はアフリカのどこかに空路で行くにはパリ を経由するのが最も容易だと言うが、それはばかげている」と語る。

BAは10日、シエラレオネ経由リベリア行き路線を就航し、アフリ カ16カ国に乗り入れている。ドイツのルフトハンザ航空が株式の45%を 保有するブリュッセル航空は08年以降、アフリカ行き路線の輸送可能旅 客数をほぼ倍増させ、コンゴ(旧ザイール)で子会社を設立した。

原題:Airlines Brave African Frontier as Growth Market Outweights Risks(抜粋)

--取材協力:Christopher Jasper、Tom Metcalf、Chris Kay、William Davison.

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